スポンサーサイト
- 2023.10.10 Tuesday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
JUGEMテーマ:無洗米
“無洗米はマズイ”という個人的思いでこのブログを書いているが、“何故マズイのか”という疑問ではなく、“あれじゃおいしくならないよな”というなかば確信的な思いが強い。
それじゃあ、お前の確信とやらは何だと問われたら、これまでにも指摘してきたが、それは無洗米の加工方法に問題があるからだと答える。
前回取り上げた【A】水洗いタイプ(加水精米仕上方式あるいは水洗い式)の場合、精白米に付着した糠を除去するのに水を使用していて、水分が米の内部に浸透した状態で強制的に乾燥させてしまうため米に二重の負荷が掛かってしまっている、と書いた。
なのでおいしくならない。
米の細胞に悪影響を与える方式である、と。
で、今回は【B】湿式研磨剤タイプだ。
このタイプは、大手精米機メーカーのサタケが開発した方式で新精米方式、あるいはタピオカ式(NTWP)とも呼ばれる。
詳しい加工方法についてはサタケのサイトで紹介されているのでそちらを参照されたい。
BタイプもAタイプ同様、水を使っている点は同じだ。
ただしサタケでは少量の水で糠を柔らかくした後、食品でもあるタピオカを入れてそれに糠を吸着させると説明している。
同社が水使用量について「少量」を強調している点がポイントだと思う。
やはり米にとって水は良くないのである。
だからあくまで少量の水を糠を柔らかくする目的で利用した後、投入したタピオカに吸着させているのだと。
であっても水を使うのはどうなんだろうか、と私は思う。
やはり精白米に影響が残るんではないかとの思いが消えない。
そしてタピオカに付着させるんだよね。
タンクの中で精白米とタピオカを混ぜて。
そのあとタピオカは完全に取れているんだろうか。
あれこれ想像するより食べてみれば分かる。
そしてやはりマズイと私は感じる。
同社は大手コンビニとの共同作業で食味改良に励んでいるようだが、やはりコンビニのおにぎりはマズイ。
かなり改良されているが、精白米を研いで炊いたご飯との差を私は感じる。